軽井沢というオフサイトで、チームでつくるに向き合う

渡部 忠

オフサイト研修の成果は、「何に共に向き合うか」で変わる

大変ありがたいことに、企業や店舗、部署単位でkonstのワークショップに研修として参加したいというご相談が、近年増えています。

そのたびに実感するのは、オフサイト研修の成果はプログラムの内容だけでなく、参加者が何に集中して向き合うかによって大きく変わるということです。
※オフサイト研修とは、普段のオフィスを離れた場所で行う研修や合宿のこと
※対象となるのは、企業・店舗・部署など、ひとまとまりの4〜10名程度のチーム

その成果を大きく左右するのが、研修を行う「場所」です。都心の会議室で行うオフサイトと、自然の中で行うオフサイトとでは、参加者の集中の質そのものが変わってきます。

konstが大切にしているのは、この非日常な環境をただ味わって終わらせず、地域の福祉施設に通うクリエイターたちの創作と向き合う時間へつなげていくことです。

企業の皆さんには、参加者としてその創作にともに関わっていただきます。クリエイターの創作に集中して向き合う時間を通じて、自分たちのものづくりへの向き合い方を見つめ直し、自社らしさを再発見・再定義する。それがkonstのオフサイト研修の核にあります。軽井沢という土地は、その体験を静かに深めてくれる舞台のひとつです。

軽井沢という土地が、対話と創作の質を支える

軽井沢には、標高の高さゆえの涼やかな気候と、深い緑に囲まれた環境があります。都心のオフィスから離れることで得られるのは、単なる気分転換ではありません。

日常の意思決定から一時的に切り離されることで、参加者は普段とは異なる思考のモードに入りやすくなります。この落ち着いた環境があるからこそ、クリエイターとの創作にも一人ひとりがじっくりと向き合うことができます。

福祉施設のクリエイターと、共に手を動かす時間

konstが手がけるオフサイトプログラムの中心にあるのは、地域の福祉施設に通うクリエイターたちと共に手を動かすワークショップです。福祉施設内で13:00から15:00までの時間、クリエイターたちとともに創作に取り組みます。参加者は「教える側」ではなく、クリエイターの創作のペースに寄り添いながら、ひとりの作り手として同じテーブルに向き合います。

日々の業務ではなかなか触れる機会のない、他者の創作のリズムや手つきに触れることは、参加者自身の「つくる」ことへの向き合い方を静かに揺さぶります。ワークショップ終了後には振り返りの時間を設け、感じたことを言葉にして共有します。多くの参加者が、この時間を通じて自社の仕事の進め方やものづくりの姿勢を見つめ直すきっかけを得ています。

「特別すぎない」ちょうどよい非日常感

ワークショップの内容だけでなく、軽井沢という土地そのものにも見逃せない魅力があります。それは、海外リゾートのような非日常感とは違う、「特別すぎない」ちょうどよい距離感です。あくまで「クリエイターとの創作に集中するための環境」として機能する落ち着きがあることも、軽井沢を拠点に活動するkonstだからこそ実感している魅力です。

東京から新幹線で1時間ほどとアクセスが良く、実際に日帰りで参加する企業が全体の8割を占めます。

季節によって変わる体験

季節によっても、参加者が受け取る感覚は大きく変わります。新緑の眩しい初夏、蝉時雨に包まれる盛夏、紅葉が色づく秋、静けさに満ちた冬。同じプログラムでも季節ごとに異なる表情を見せてくれることも、軽井沢の魅力のひとつです。企業のチームの状況やタイミングに合わせて、最適な季節を提案することも、konstの役割だと考えています。

このオフサイトプログラムが選ばれるタイミング

新入社員研修のタイミングで選ばれることも多く、参加チーム自身でワークショップを考案する場合は、社内で「プログラムを開発する」というプロセスを踏めるため(konstもその過程をサポートします)、マネージャー層と一緒に参加される企業も数多くいらっしゃいます。

合併や組織再編の直後に、メンバー同士の距離を縮める場として選ばれることも増えてきました。クリエイターとの創作体験が、こうした節目の場に説得力を持って選ばれる理由になっています。

おわりに

「オフサイト研修を企画したいが、内容に悩んでいる」という企業担当者の方に向けて、konstは福祉施設のクリエイターとの創作をともにする、軽井沢でのプログラムをご提案しています。

誰かの創作に本気で向き合う時間は、自分たちの「つくる」姿勢を見つめ直すきっかけになるはずです。まずは一度、現地でその時間を体験してみてください。

お申し込みの流れ

konstへのお申し込みは、以下の流れで進みます。

  1. お問い合わせ
    参加人数、企業として形にしたいテーマ(デザインやプロダクトの構想など)、実施を希望される時期などをお伺いします。
  2. Zoomでのディスカッション
    お伺いした内容をもとに、当日のプログラム内容をすり合わせます。
  3. ワークショップの考案(オプション)
    参加チームご自身で創作ワークショップを考案される場合は、内容のご提案やフィードバック、材料準備などについて、1〜2回ほど追加でディスカッションを行います。
  4. 当日ご参加(13:00〜15:00)
    軽井沢の福祉施設内で、クリエイターたちとともに創作ワークショップに取り組みます。
  5. フィードバック(15:30〜)
    ワークショップを振り返り、解散となります。

プログラムの内容

  • 創作ワークショップ:福祉施設に通うクリエイターたちの「得意」を活かし、時間いっぱい楽しめる創作プログラムです。
  • 参加クリエイター人数:定員は設けておらず、当日は10〜40名ほどが参加します(人数は実施する福祉施設によって異なります)。
  • 材料:基本的にkonstが準備しますが、参加チームが独自のワークショップを考案される場合は、材料の手配もあわせてご相談いただきます。
  • 時間:13:00〜15:00
  • 創作物:一回の開催でおよそ50点以上の作品が生まれる見込みです。