その創作物が、
つくった人に障がいがあるから選択されるのではなく、
素晴らしい表現ができるからこそ選ばれ、
高いクリエイティブに対する対価が還元される社会づくり
クリエイターと一緒に創造の小道へ寄り道しましょう
生まれたとき、私たちはアタマの中に張り巡らされた細い道（神経）を自由に選んで歩いていましたが、成長するにつれて、たくさんのものを効率よく運ぶために太い道を選ぶようになってきたようです。
障がいを持つクリエイターは、今も変わらず、アタマの中の細い道をゆっくり寄り道しながら進む才能があります。そしてその細い道の脇には、私たちが眺めることを忘れてしまった不思議な森やきれいな湖がずっと存在しています。
コンストは、できるだけ目的を持たず、クリエイターと一緒に、寄り道のそこかしこにある不思議な森やきれいな湖に立ち寄りながら、創作を続けています。
私たちの選択
障がい者の就労において、同じ作業をたくさんこなせる案件は大切なお仕事のひとつです。また、そこで一定の品質判定を行うことは量産する際の大切なポイントです。
ただし、一定のクオリティに満たないものをミスとして捉えるのか、それをミスと捉えず素敵なものとして喜べるかの違いは、誰かとなにかを作る上での分岐点になると考えています。
私たちコンストは、一定のクオリティに満たないものも素敵なものとして喜ぶヒントとして、「すべての創作が素敵である」企画の組み立て方が大切と考えます。それはきっと、「これを作ってほしい」という具体的な依頼を堪えること。あらかじめ出来上がる何かを固定しないこと。障がい者の皆さんの得意を活かす創作時間を共有し、そこから生まれる素材を慈しみ、プロダクトを組み立てること。
私たちはこのプロセスに未来への希望を抱いています。
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