先日、軽井沢地域活動支援センターさんで開催した、木材に絵を描くワークショップでクリエイターさんと制作した木材を持参して、いつもお世話になっている安曇野の木工房「kajitu(カジツ)」の小原誠さんのもとへ伺いました。
コンストの須長とkajituの小原さんが、工房で絵の描かれた木材を眺めながら、なにができるかなとイメージを擦り寄せて、手を動かしていきます。あらかじめ具体的な設計図などはありません。
コンストでは、はじめに何を作るかを決めることはありません。障がいのあるクリエイターさんの得意な分野を活かせる方法を探しながらワークショップを組み立て、その中で、私たちコンストとクリエイターさんが二人三脚で創作を行い、そこでできあがった原石のような素材をもとに何ができるか考えるという、クリエイターファーストの創作アプローチを大切にしています。
そんなアプローチに共感して手を貸してくださる作家さんたちは、私たちの協力なチカラになります。
今回は、絵の描かれた木材を前に、徐々に、何かをいれるカタチが浮かんできたようです。「入れ物として使わない人もいるだろうし、人それぞれの使い方を早く拝見したいね。」そんな、使う皆さんの自由なアプローチの可能性についても話に花が咲いていました。
仕上がったプロダクトは、8月10日から開催する御代田町MMoPにあるlagomでの展示会で、お知らせできればと思います。