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軽井沢町社会福祉協議会で幼稚園児から中学生の親子向け創作ワークショップを開催

2024.08.11

2024年8月11日(日)の山の日、軽井沢町社会福祉協議会にて、幼稚園児から中学生の親子向けの創作ワークショップを開催しました。

今回使用した創作のレシピは、どの会場でも人気の「見えないデッサン」と、今回新たに使用した「ことばの切り絵」の2種類。1回のワークショップの時間は30分。1グループ3人以上の組み合わせで、合計2回(合計1時間)の開催となりました。

見えないデッサン


袋の中のオブジェを感触だけでみんなに説明する様子

7月28日(日)に開催した子どもワークショップのレポート でもご紹介したように、大きな袋の中に、コンストが手作りで用意した未知の生物のオブジェを入れ、グループのひとりがその中に手を入れ、見えないオブジェを感触と創造だけで他のみんなに説明していきます。

ひとりの説明を読み解き、みんなが想像した未知の生物たち

その説明を聞きながら絵を描く参加者たちは、「何だろう?」「こういうことかな?」と、想像力を膨らませて創造的な生き物を描き出していきます。

「見えないデッサン」のワークショップでは、目に見えないものを想像する力を養うと同時に、自分だけが持つイメージを他者にわかりやすく伝える力や、限られた言葉から相手の意図を深く読み取ろうとするコミュニケーション能力を楽しく培うことができます。そのため、このワークショップは親子向けに限らず、初対面同士が集まる緊張感のある場でのアイスブレイクにも最適なプログラムです。

ことばの切り絵

もうひとつのワークショップは、今回新しく使用した創造レシピとなる「ことばの切り絵」。

文字を書いた画用紙を2グループ用意します。
ひとつは「状況説明」を書いた紙。もうひとつは「固有名詞」を書いた紙。

ふたつの山から用紙を1枚ずつ手にとったとき、手元には、
「1000000ねん まえから いきている」「くるま」
「きんにくもりもりの」「くじら」
のように、あれ?どういう意味?ということばがあらわれます。

不思議な言葉の組み合わせから、さまざまなイメージをもとにした切り絵が生まれました。

今回は、選んだ言葉を他の参加者に見せずに、それぞれが自由に描き、最後に自分がどの言葉をもとに描いたのかを他の人に当ててもらうという、ゲーム形式のワークショップを開催しました。

「最後に相手に当ててもらう」という目標があることで、表現に工夫を凝らし、集中して取り組む姿があちこちで見られ、とても嬉しく感じました。

さらに、切り絵の用紙にはカラーのトレーシングペーパーを使用したため、色の重なりが生み出す効果も楽しめ、仕上がりは非常に魅力的なものとなりました。

みなさん、お疲れ様でした。