ホーム ニュース 講義/セミナー 東海大学 文化社会学部 北欧学科(湘南キャンパス)で、代表須長による「北欧の福祉概説」の講義を行いました

東海大学 文化社会学部 北欧学科(湘南キャンパス)で、代表須長による「北欧の福祉概説」の講義を行いました

2024.06.10

2024年6月7日(金)、東海大学 文化社会学部 北欧学科(湘南キャンパス)にて、コンスト代表須長による 「北欧の福祉概説」(テーマ 高齢者福祉・障がい者福祉)と、 「北欧文化概論」(テーマ 北欧デザイン)の講義を行いました。

以下に、当日の「北欧の福祉概説」の講義に参加された学生の感想をいくつかご紹介します。

アートを作っている方々との潜在的な能力を引き出す方法や、精神的、身体的にハンデを背負っている方との上手な接し方が気になりました。

(前略)…アトリエには出来上がったものを否定する人はいないし、皆さんが本当にのびのび自分のペースで向き合っていて、こんな素敵な環境が、障がいがあるない関係なく、これからの価値観を生成する小学生もこのような環境で、自己表現ができる環境ができたらどんなに良いのだろうと感じました。福祉施設のあたりまえに、デザインの仕事がなったら、もっと受け取る、購入する側の私たちも人間的に豊かになるのではないかなと感じました。…(後略)

(前略)…一人一人の個性を尊重しながら行っているのがとても素敵だと思いました。できたデザインが、あるプロダクトを作るのに向いていたからそのプロダクトを作る、とおっしゃられていたのが印象的でした。この考えがあるからこそ自由に表現をすることができるんだと分かりました。…(後略)

障がい者の方に民芸の作り方を伝える時に、あえて作り方を教えすぎないというのはいい取組みだと思いました。教えるよりも彼らに任せてしまった方がより能力を発揮する気がします。

お薬手帳にスライムではんこを押している時の「スライムなら失敗もないし、もう一度同じ形もできない」という考え方がとても印象的でした。いろいろな形を生み出せるスライムをはんこにするというアイディアもなぜスライムを使うのかという考え方もとても印象的でした。「表面的なビジュアルを取るのではなくて、どのようにして成り立ったのかを大切にしている」という言葉も印象的でした。須長さんも仰っていた「どんな表現が出ても正解」という考え方が全てに繋がっていると感じました。

学生のみなさまには、コンストの活動にとても関心を持っていただき、また、私たちの活動を「これからの生き方の参考にしたい」という感想がたくさんあり、講義をさせていただいてとても良かったと感じました。

東海大学 文化社会学部 北欧学科(湘南キャンパス)

https://www.u-tokai.ac.jp/ud-cultural-and-social-studies/dpt-nordic-studies/