展示用日本酒ラベル(真澄/宮坂醸造)
ふたつの言葉が、ひとつのラベルになる。
日本酒『真澄』を醸す、長野県諏訪市の酒蔵「宮坂醸造株式会社」 (信州諏訪 7 号酵母 発祥)。長野という地域のデザインを活かす取り組みとして、日本酒「あらばしり」の展示用ラベルデザインプロジェクトを konst が担当しました。
プロジェクトの始まりは、宮坂醸造さんから受け取った「酒」「水」「すずしい」といった言葉。これらから連想されるイメージを、軽井沢の福祉施設に通うクリエイターたちが、水彩でシール用紙に描くワークショップを実施しました。
出来上がった水彩シールは、手紙のように別のクリエイターへ託されます。受け取ったクリエイターは、「しんしんとした ふわふわ」「おいしそうな かがみ」といった二語からなる造語を、おみくじのように引き当てます。引いた言葉を手がかりに、水彩シールを切り絵として組み立て、イメージを形にしていきました。
言葉から水彩へ、水彩から二語の造語へ、そして切り絵へ。複数の手と複数の偶然を経て生まれた原画をもとに、12 種類のラベルが立ち上がりました。
真澄「あらばしり」展示用ラベルデザイン
- クライアント: 宮坂醸造株式会社 (長野県諏訪市 / 真澄蔵元 / 信州諏訪 7 号酵母 発祥)
- 商品: 日本酒 真澄「あらばしり」
- 展開: 12 種類のラベル
- 制作プロセス: 言葉 → 水彩シール → 二語の造語 → 切り絵
- 原画: 軽井沢町地域活動支援センターのクリエイター
福祉と社会の、ちょうどいい重なり
蔵元から届いた言葉が、ひとりのクリエイターの水彩になり、別のクリエイターのおみくじと切り絵を経て、最後に小さなラベルとして瓶に収まる。複数の手を渡るプロセスそのものが、デザインの一部になっています。
- 地域の蔵元・酒造メーカーで、ラベルやパッケージのオリジナル制作をご検討の方
- 「言葉から水彩、切り絵へ」のような、複数の手と偶然を取り込むデザインプロセスに関心のある方
- 福祉施設と地域産業をつなぐ、ストーリー型ブランディングを企画したい方
構想段階からでも、お気軽にご相談ください。