2025年1月18日(土)、軽井沢町社会福祉協議会にて、子ども向けワークショップ「声の自画像」を開催しました。
今回の新しいコンストの創作レシピ「声の自画像」では、黒いフィルムを張った上に塩を置き、その塩に向かって思い切り声を出してもらいます。声の振動がフィルムを揺らし、塩を動かして波紋のような模様を描き出します。これが「声の自画像」です。
ホール内には子どもたちの楽しそうな明るい声が響き渡り、活気あふれるひとときとなりました。
▼大きな声で叫んでくれました。音量を下げて再生してくださいね。
その後、この声の自画像を紙に転写するため、水彩絵の具で塗りつぶした紙に模様を写し取り、自分だけの作品を完成させます。
自分の声が美しい紋様として形に現れる様子は、音楽が「振動を聴覚で捉えたもの」であるのに対し、絵画は「視覚で捉えたもの」であるということを実感させる、非常に興味深い体験となりました。
この「声の自画像」は、今後、聴覚障がいのある子どもたちを対象としたワークショップとしても展開する予定のコンストの創作レシピです。