このたび、コンストに2名のサポートデザイナーが新たに参加されることとなりました。私たちが大切にしている「クリエイター(障がい者)とアトリエリスタ(支援員)のペアによる創作活動」を、より豊かで多角的なものにするため、おふたりの視点からサポートをいただきます。
まず1人目は、Social Well-being Designerとして参加いただく、医師であり作家の稲葉俊郎(いなばとしろう)さんです。稲葉さんは、コンストの立ち上げ当初から、福祉施設との連携支援や『おくすりてちょう』の企画サポートを行っていただいています。今後は、私たちの創作レシピやそれをベースにした創作現場の普及などに、ウェルビーイングの観点からご協力いただきます。
Social Well-being Designer
稲葉俊郎
1979年熊本県生まれ。
医師、医学博士、作家。慶應義塾大学大学院 システムデザイン・マネジメント研究科(SDM) 特任教授。「いのちを呼びさます場」として、湯治、芸術、音楽、物語、対話などが融合したwell-beingの場の研究と実践に関わる。
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2人目は、Educational Designerとして参加いただく、金沢大学人間社会研究域准教授の池上貴之(いけがみたかゆき)さんです。池上さんは、コンスト代表の須長とスウェーデンでデザインを学んでいた頃からの仲であり、専門であるデザイン教育の視点から、私たちの創作レシピが「障がい者と支援員」や「学生と教育者」などに提供される際の有用性のエビデンス探求などにご協力いただきます。
Educational Designer
池上貴之
1979年岡山県生まれ。
金沢大学人間社会研究域准教授として、教科教育学を専門とし、デザイン教育に関する講演や論文を発表。日本教育大学協会の全国美術部門や大学美術教育学会に所属。エレン・ケイ著『黄昏時の暖炉』翻訳を担当。
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今後とも、代表須長、渡部とともに、どうぞよろしくお願いいたします。