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デンマークの伝統的なフットウェアブランド『duckfeet(ダックフィート)』様とアップサイクルデザインプロジェクトを開始

2024.08.01

2024年7月29日、デンマークの伝統的なフットウェアブランド『ダックフィート』様とのアップサイクルデザインプロジェクトを開始しました。

ダックフィートは、上質な天然素材とたくましくしなやかな手仕事を変わらず続けている、1975年にデンマークで誕生したフットウェアブランドです。
ダックフィート・ジャパン

コンスト代表の須長と渡部も偶然1975年生まれ。そんな意味でも親近感を感じています。

素材となる革は近隣地域で育った動物の皮を使い、皮革生産〜靴の製造まで、信頼できる作り手と共にヨーロッパ圏内で行われています。 ダックフィートの靴の製造は、1980年代より今日まで、靴の産地として名高い ポーランド Opole 郊外の工房で行ってきました。
また素材の利用や生産にあたって、その持続可能性と正面から向き合い、皮を提供してくれる動物たちの生育環境や携わるメンバーの労働環境について、過剰な負荷がかかっていないか常に意識を向けている素晴らしいブランドです。

そんな持続可能性への配慮の姿勢に学ぶことの多いダックフィートから、製造過程または流通・販売過程でキズなどが生じた製品をアップサイクルするプロジェクトのご依頼をコンストにいただきました。

ダックフィートに提供いただいた革をもとに、デザインの可能性を探る

私たちは、伝統的な靴と偶然の美を出会わせるため、軽井沢町地域活動支援センターの障がいのあるクリエイターのみなさんとともに、靴の表面にシールやマスキングテープで想像のままに装飾を行い、自由に色付けをしていきました。


靴にマスキングテープやシールを貼り、色を乗せていく作業を行いました
色付けを行う軽井沢町地域活動支援センターのクリエイター

色付けの終わった靴からシールやマスキングテープをはがすと、想像していなかった美しい柄が生まれました。

ダックフィート・ジャパン代表の種本様より、

想像を遥かに超えた作品となり、みなさんの創造力にほんとうに驚かされます。この企画をぜひ継続して取り組ませていただければ嬉しいです。

との嬉しいメッセージもいただき、今後、このプロジェクトがより美しい世界を生み出せることに期待しています。